最近、LinuxのISOファイルをダウンロードしてコレクションしているのですが、一つだけ困ることがあります。
それは…
ネットが遅い
そう、現在はADSL時代の電話線をLANケーブルとして使っていたのだ!
速度は安定して100Mbps出ていますが、3GBほどのISOファイルをダウンロードするのは結構な時間がかかります。
「100Mbpsの壁を何とか破りたい」
そう思ってLAN周りを見ていると、いいモノを見つけてしまいました。

電話線が2本ある??
ということで今回は、この2本の電話線を使って100Mbpsを超えたいと思います。
# 現状の把握
# 現在の配線と速度
現在の配線では、電話線(4Cケーブル)1本をLANケーブルとして使用していて、速度は100Mbpsが安定して出ています。

# ケーブルの確認
使用しているケーブルは先ほどの画像から、「青・白・茶・黒」の4芯を持つ4芯電話線であることが確認できます。
4芯ということは2ペア作れるので、電話線が2本あれば4ペアになります。
# 仮説・計画
一般的なCat5e・Cat6は、8芯(4ペア)を使ってギガビットイーサネットで通信します。
ならば4ペアを作れればギガビットで通信できるのではないか?というのが今回の仮説です。
# 目標速度
短い距離なら500Mbpsを出せる可能性があるが、今回は相当長いと思うので、200Mbpsくらい出てほしいな。
# 懸念点
大体の電話線はツイストペア構造ではないので、信号ノイズの影響を受けてしまい、逆に速度が下がる可能性もあります。
というか絶対下がるだろう。
# 接続方法
Cat5e・Cat6の規格に合わせて、配線をします。

1本目のケーブルは100Mbpsで使えているペア1とペア2をそのまま使用して、2本目のケーブルで残りの3ペアと4ペアを作ります。
# 実行してみよ…
まずはこの2本目がパイプの出口から出ているか確認しに行きますか。
ん?
…
ない。
聞いてみたところ、この2本目のケーブルは別の場所に配線されていて、1本目とは出口が違うということが判明。
😱😱😱😱
# まとめ
挑戦は物理的な壁によって終了しましたが、まあオチとしては完璧でしょう。
まずは終端までケーブルがつながっているかよく確認しよう。