家で曲を聴いていて、少し低音が足りないなと感じました。
そこで今回は、SRS-XG300と木箱を使って、自作サブウーファーに挑戦してみることにしました。

やったことはシンプルで、SRS-XG300を木箱に入れて、PC上のVoicemeeter Bananaで低音のみ出力に設定しただけです。
もちろん、手持ちの他のポータブルスピーカーでも同じことができます。興味がある方はぜひ試してみてください。
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# 現状

普段は「SRS-XB43・SRS-XG300」の、二つのスピーカーで曲を聴いています。
音質は十分に良いのですが、低音の迫力がもう少し欲しい、と感じることが多くありました。

# なぜ木箱?

サブウーファーは箱の中で音を共鳴させることで、低音を強くしていることがウィキペディアでわかりました。
今回の木箱も同じ原理を狙っています。

箱の中でスピーカーから出た低音が反響し、空気の振動が増幅されることで、迫力のある音に変わるのです。

# やってみた

まずは、SRS-XG300を木箱の中に置きます。
木箱は少し穴が穴が開いているので、窒息しないと思う。
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ここからがVoicemeeter Bananaの出番です。
このソフトを使って、メインスピーカーと同時に、XG300から低音のみ出力させます。

# Voicemeeter Bananaの設定

まずは、Voicemeeter Bananaの公式サイトからインストール。

Windowsのオーディオ設定から、出力デバイスをVoicemeeter Input (VB-Audio Voicemeeter VAIO)にしてください

  1. 右上のHARDWARE OUTで鳴らしたいスピーカーを選択(A1・A2・A3)
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  1. VIRTUAL INPUTSで「A1」「A2」(必要ならA3)を選択
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    これを押しておかないと音が出ないので注意。

  2. MASTER SECTIONで音量とEQを調整
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    EQの設定はこんな感じにしています。高音をほとんど聞こえないようにしています。
    低音を上げると許容値超えて逆に低音が小さくなったりします。
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# 音の確認・感想

木箱に入れると、低音はすごく響いてサブウーファーに近い状態いや、もうサブウーファーといっても過言ではありません!
ただし、高音はこもったような音になるので、しっかりとVoicemeeter Bananaで設定をしておくことをお勧めします。
木の種類や箱のサイズを変えると音の響き方も変わるので、いろいろ試すと面白そうです。